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古い城下町と音楽、そしてひかりと

結いのおと2016

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結いのおと cafe la famille会場

茨城県結城市にて行われた 結いのおと という音楽フェスティバルが終わりました。

”結いのおと”とは、 ゆいの音ではなく、

ゆいノートと読みます。音という意味のノートです。

 今回撮影担当でフェス参加させていただくことになり、とてもありがたかったのですが

気を使っていただいたのかわからないのですが、フェス全体で3会場あるうち、

大好きな伝説のカフェ 『cafe la famille』 の撮影担当に任命していただきました。

 それもお昼から夜まで撮影させていただけるという機会をいただき、

本当に感謝の気持ちしかありません。このような機会にこのような場所で撮影したい

と思う人は大勢いる中で、役割をいただいたことに心から感謝しています。

ずっとこのカフェを写真に撮りたいと思っていたので、夢のような1日となりました。

 この音楽フェスの魅力はいくつもあるのですが、何といっても会場だと思います。

結城紬で有名なこの城下町ならではの日本家屋を贅沢に会場として使用しています。

結城に限らず、日本の伝統は言うまでもなくすばらしいものですが

古いままでは現状維持も難しくなってくるのも事実です。

伝統をこれからも守りたい気持ちで、実際何ができるのか、何をすべきなのか。

そんなことを考え続けている人たちが、この街にはいました。

 たった今作り出されている音楽と、古くから残る伝統を組み合わせる。

そんなアイデアを実現するところまで、作業に落とし込める若い人材がたくさんいること。

そんなパワフルで魅力的な若い人材の存在も結城市の魅力だと思います。

 それから結城と言えば忘れてならないのが、cafe la famille.

この世界観は、もうどう表現していいのかわかりません。

平和で、美しくて、カッコよくて、古びていて、手作りで、隙がなくて、、、

昼のfamilleも素敵なんですが、陽が暮れるあたりからのfamilleも

本当に素敵でした。昼からずっとシャッターを切り続けていても、

まだまだ撮りたくなるそんな空間。

また近いうちに familleに食事に行きたい。

その時はフィルムカメラで、ほんの少しだけ写真を撮ろう。