写真はコミュニケーションツール
人と話すのは嫌いではないけれど、はじめて会う人とは特に最初の一言目がなかなか出てこない。
難しく考えているのではないのだけれど、なんとなく言葉がでてこないのです。
天気の話をすることもできるんだけど、天気の話はそんなにしたくない と思ってしまうんだなあ。
きっと。
営業職で社会人としてスタートして、知らない人に話しかけ説明し、そして毎日移動する。
仕事としてそんな毎日を10年ほど続けたけれど、その頃は自由時間と休みの日に
置いてきぼりになった自分を取り戻すのに必死だった記憶があるなあ。
どんどん友達をつくってしまう人をみると羨ましいといつも思うけど、自分はそういうタイプじゃない
ことはよくわかっているつもりだから、自分のペースで自然体でいることがすべての人にとって幸せな
形だと思っています。
そんな自分が、人と関わる相棒として信頼しているのがこのオレンジのカメラです。
lomo' のInstant WIDE という製品です。
このlomoのインスタントカメラを見た時、瞬間的に
名刺代わりに使いたい。
そう思いました。以前にどこかでプロのカメラマンが、
インスタント写真を名刺代わりに渡しています。とても喜ばれますよ。
みたいな内容を話していて、その言葉が記憶のどこかに引っかかっていたんだろうと思います。
フィルムはそんなに安いものではないけれど、自分の目の前にいる人と共有している時間を
すぐその場で写真として切り取って見せてあげることが、自分も含めて想像以上に嬉しいことだと感じています。
このカメラを実際に使い始めて、ますますそのことを再認識しています。
写真の魅力はやっぱり人の表情、特に笑顔だと思います。
良い写真とは、とくにポートレイトにおいては
写す人と、撮られる人の気持ちが繋がっている写真だと思います。
きちんと被写体に向き合ってシャッターを押した写真は、ずっと見ていても飽きない
吸い込まれるような良い写真になるように思います。
人と向き合って写真を撮ることは、自分の今後の重要な課題でもあります。
lomo' instant wide はこの課題を克服するための大切なツールです。
このカメラを持っているときは、人と向き合って写真を撮るモードに入れる気がしますし、
実際に行動にもできると思っています。
もし Ki-fu- と Instant WIDE を見かけたら遠慮なく声をかけてください。
その場で、一枚プレゼントしますよ!